過払い金とは、利息制限法の定める利率を超える利率の借入れをした借主が、借入金の返済は終わったのに返済を続けた為に払い過ぎたお金の事を言います。まず過払い金が生じている時点で、もう借金はなくなっているわけで、それ以降借金を返済をする必要がなくなります。さらに払い過ぎていた利息を取り戻せる事が出来ます。過払い金返還請求は、自分で手続きする事も可能ですが、借り入れの相手によってはなかなか取引履歴の全部を開示しなかったり、過払い金の返還請求には応じなかったりするので、その場合は弁護士や司法書士に依頼すると専門家がすべて手続きを代行してくれるので、手間が掛からずにいいと思います。さらに完済済みの場合でも、完済後10年以内であれば過払い金請求は出来ます。しかし過払い金の請求には注意も必要です。率15%から18%を超えた利息を払っていない限り、過払いは発生しません。さらにこういった一連の手続きには時間がかかるのもデメリットになるかもしれません。この事を自分自身で踏まえて過払い金請求をする必要があると思います。