2015年 3月 の投稿一覧

過払い請求を自分でおこなうことについて

過払い請求を弁護士に頼まないで自分でおこないたい・・、そう思う方もいます。実際に個人で手続をおこなうケースも存在します。ただ実際は弁護士や司法書士などに依頼する方がスムーズに進むでしょう。

自分で過払い金請求をおこなう場合は、まず自分でローン会社に問い合わせて、取引履歴の開示を請求することになります。ローン会社によっては取引履歴をすべて開示しない場合も十分にあります。

また届いた取引履歴を、利息制限法の元で正しい利息で再計算する必要があります。その後再計算した金額を提示して、相手側と話し合いや交渉をおこなわなければなりません。相手側もプロですし、知識や経験を積んできています。ですから自分たちが不利になるようにはならないように、簡単に交渉は進まないように動くことが予想できます。

やはり交渉後に決まる返済額や、交渉への労力等を考慮すると、こちらも法律のプロである弁護士や司法書士を通じて過払い金請求をおこなったほうが無難でしょう。

個人再生に関する事項

個人再生は、住宅ローンの返済は今まで通り返済していき、その他の借金額が、約五分の一に減額されます。よって、住宅を処分しないで、借金を返済していくことを個人再生といいます。しかし、住宅を維持する為には、3年間で借金を返済しなければなりません。個人再生の手続きは、以下のようになります。個人再生を申請する人にかわり弁護士が、裁判所に再生手続の意見書を提出します。約1ヶ月後、裁判所から、開始決定と今後の計画表が届きます。それと同時に、裁判所から各債権者へ債権者一覧表と再生債権届出書が送付されます。各債権は、債権者一覧表に記載してある金額が間違いがないか確認し、間違いがある場合は、間違いの金額を再生債権届出書に記載して裁判所に提出します。この再生債権届出書の提出は、開始決定後、一ヶ月以内に実施しなければなりません。その後、債務者が、債権者の提示したの金額が正しいか判断します。債務者が判断して記載した債権者認否一覧表を再生委員の弁護士に提出します。その後、裁判所が、再生計画案を認めて、認可決定通知を受けます。

過払い請求をするタイミング

過払い請求は過払い金が発生しているとわかったのなら、早めにするのが大切です。
遅くなると、取り戻せるはずの過払い金をきちんと取り戻せなくなる場合もあります。

まず、過払い請求には時効があります。
完済後に10年経ってしまうと、過払い金を取り戻せなくなります。
完済していて、グレーゾーン金利での返済があったなら、必ず過払い金が発生しているわけですから、完済しているなら過払い請求をすぐにするようにしましょう。

また、お金を借りていた業者の業績が悪化すると、過払い金を全額取り戻せなくなる場合があります。
もし業者が倒産してしまってはまったく取り戻せません。
業績が悪い業者の場合、仮に取り戻せるとしても裁判になってしまうことが多く、時間も手間もかかります。

業者の業績が悪くなりかけているのなら、早めの過払い請求が必須と言えます。
業績の悪い業者に対して過払い請求をするのであれば、少しでも取り戻せる額を増やすためにできるだけ腕の良い法律家を選んで依頼することも大切です。

過払い金請求にかかる費用は?

過払い金請求は個人でも行うこともできますが、専門家に一任するのがだんぜんオススメです。やはり、法律の専門知識が必要になるのに加え、借金返済に負われる中で債権者(サラ金など)と向き合うのは難しいのです。
気になるのがどれくらいの費用が必要になるのか、という点。費用は弁護士と司法書士とで異なり、一般的に司法書士のほうが相場が安いです。過払い金請求にかかる費用は3つの段階に別れており、まず受任した際に支払う「着手金」があります。これは最大で5万円程度です。次に請求した過払い金が戻ってくる来ないにかかわらず支払わなければならない「基本報酬」。これは対象会社1社につき2万円~4万円程度、そして、成功報酬として返還された過払い金の10%から最大20%程度とされています。
最近では開始する際に余裕資金がない人が多いことから、着手金を0円に設定しているところもありますが、いずれにせよそんなに安価なものではないため、相談する弁護士・司法書士に予め確認しておくことが重要でしょう。

過払い金の交渉は弁護士(借金関連)が最適です。

消費者金融などでお金を借りると利息が必ずかかります。
借り入れしたお金と共に利息を返していくのですが借り入れした金額が大きい場合や返済期間が長いときは利息だけでかなりの額になります。
この返済するときに払いすぎた利息を返して貰うのが過払い金請求です。
利息の上限は法律で決まっているのでそれを超えて払ってしまった利息は返還を請求することが出来ます。
過払い金の時効は10年なので過去に消費者金融を利用していて完済した人でも請求することが出来ます。
個人でも過払い金の請求はできるのですが知識と交渉力が要求されます。
しかも消費者金融はプロなので相手が素人だと足下を見てきて交渉が思い通りに進まないことがあります。
何も分からないという素人は弁護士(借金関連)に任せた方がいいでしょう。
過払い金に強い弁護士(借金関連)に依頼すれば経験も豊富ですし安心して交渉を任せることが出来ます。
一度任せてしまえば後は全て弁護士(借金関連)がやってくれるので待っているだけで大丈夫です。

過払い金請求の時効は10年です。

借金を返済するときに払い過ぎた利息を返して貰うのが過払い金請求です。
しかし過払い金請求が出来ること自体をほとんどの人が知らないでいる状態です。
過払い金請求の時効は10年なので過去に借金があったという人でも充分に対象になる可能性があります。
過去に消費者金融のカードローンなどで借金があったという人は利息を払いすぎている場合があるので一度調べてみると良いでしょう。
大きな金額を長期にわたって借り入れしていた場合は利息だけでも結構な金額になるので過去にさかのぼって調べる価値はあると思います。
払いすぎた利息が分かれば実際に過払い金請求をすることになります。
請求する相手はプロなのでこちらも弁護士に依頼をした方がスムーズに交渉が進みます。
個人でも請求が出来ないわけではありませんが素人だと足下を見られることがあるのでプロに依頼した方が確実です。
一度弁護士に交渉を任せてしまえば後は結果がでるのを待つだけで何もしなくていいので楽です。

過払い金の返還請求の注意点

もう返済し終わった借金の、過払い金について過払い金の返還請求をして良いのかためらうケースも少なくありません。過払い金を請求することでブラックリストに良くない情報として載ってしまうのではないかと躊躇する場合があります。

ただこのような場合も迷わずに過払い金請求をおこなうようにしましょう。実は完済が済んだあとの過払い金請求に関しては、ブラックリストに情報として記載されないことが金融丁の方針によって決められています。ですから安心して請求をおこなうことができます。

ただ過払い金請求はいつでもできるわけではなくて、時効があります。最後の取引から10年を過ぎると請求できなくなります。ですからなるべく早く請求するようにしましょう。また消費者金融会社が倒産してしまっていても諦めずに請求しましょう。配当金が出る場合があります。そして過去の取引履歴や契約書等がなくても弁護士事務所で取り寄せることができますのでまずは相談しましょう。

任意整理をする場合

借金の問題を抱えた時に任意整理と言った物があると聞きます。
この任意整理とは、知っておいた方が自身にとって有利に働く物なのか。
借金を抱え込んでしまい返済苦に陥ってしまった時、この任意整理の制度を利用すれば現在有る借金を軽減出来る物になります。
一般的に借金の支払いが出来なくなってしまった場合には自己破産と言った言葉を聞く事が多いですが、こちらの自己破産とは違いが有り債権者と話し合いをして、利息を軽減してもらったり返済時の負担を軽くして頂くことで返済苦が多少ですが和らぎます。
しかし借金返済をしなくて済むと言った事ではありませんので、債権者と改めて設定した返済方法で継続して返済して行く事になります。
この任意整理をした場合には債権者側の情報機関にブラックリストと言った形で登録されるケースがありますので、しばらくはお金に関して自由が利かないと言ったデメリットも生じます。
債権者側との交渉時に自身の有りのまま素直に申告する事が大切になってくるかと思います。
誠実さを受け取ってもらう事も和解成立にとって良い運びとなるかと思います。

過払い金請求の際に注意すべき2つのこと

払い過ぎてしまった利息を取り戻すことができる過払い金請求。債務整理の際には必ず検討したい制度です。
しかし、このシステムを活用する際に十分に注意しなければならない点が2つあります。
まず1つ目は、返還請求ができる期限が決まっているという点です。債務を完済してから10年間が経つと返還請求の権利が消滅してしまいます。逆に言えば、返済中の人はもちろん、返済が終わってしまった人でも10年間は請求できるので、過去に債務があった人も念のため確認しておくと良いでしょう。
2点目は、債権者つまり貸金業者が倒産してしまっていた場合、請求はできるのですが、過払い金が実際に戻ってくることはなくなってしまうという点です。業者が倒産してしまうことはそれほどありませんが、万が一の事を考え、なるべく早く請求の手続きを取るべきでしょう。
この他にも、手続きにかかる時間や費用、訴訟などの問題が存在していますので、法律の専門家によく相談することが必要です。

過払い請求にかかる費用について

過払い請求をするには司法書士または弁護士に依頼することが必要ですから、当然、依頼費用がかかってきます。

過払い請求の費用は依頼する司法書士、弁護士によって異なりますが、おおよそ、3種類の費用がかかります。

1つ目は、初期費用です。
これは言葉通り、依頼開始時に支払う費用で、1、2万かかります。

2つ目は、基本報酬です。
これは、過払い請求が成功した際に支払う費用です。
過払い請求対象1社につき、2、3万かかります。

3つ目は、過払い報酬です。
これは、戻ってきた過払い金の額に応じて支払う費用です。
過払い金の10%から20%を支払うことが多いです。

以上のように、過払い請求をすると様々な費用がかかるわけですが、過払い報酬は比率制で、初期費用と基本報酬は固定制なことに注意しましょう。
つまり、あまりに過払い金が少ない場合は、初期費用と基本報酬を払うだけで、ほとんど過払い金を使い切ってしまうこともあるということです。
あらかじめ、依頼費用と過払い金の差額がどのぐらいになるかを調べておきましょう。