やはり世間的なイメージとしては自己破産というのはあまり良くないことが多いです。いわく近所や職場に自己破産をしたことが知られてしまう、全財産を没収される、公的サービスが制限される等です。しかしながらこれらのことは全て誤ったイメージで、自己破産の実態を正しく表していません。
まず、自己破産をすればその事実は官報に掲載されます。しかしこの官報は毎日発行されているもので、自己破産だけが載っているのでなくその内容は膨大なのです。これを毎日チェックして特定の人物を見つけると言うのはとても一般人はやりません。ですから少なくとも近所の人や職場の人にはその事実は伝わりません。
次に、自己破産をしても最低限度の生活必需品は手元に残ります。もちろん自宅や価値のある財産などは売却されますが、生活に必要な最低限度のものは残るのです。
最後に、自己破産をしても国民健康保険に入れますし、もちろん年金も受け取れます。公的サービスが制限されることはありません。