司法書士と言うと登記の専門家と言う一般的なイメージがありますが、この登記と言うのは債権債務関係と密接に関連しており民法の知識が必須となります。司法書士試験自体に民法の科目がありますし、弁護に次いで民法に詳しいのは司法書士です。もちろん債権債務問題の代表である借金問題に関しても、それを解決することのできる資格と知識を持っています。
司法書士とよく混同されがちなのは行政書士ですが、行政書士と司法書士の試験の難易度には格段の差があり、もちろん司法書士試験の方がはるかに難しいです。民法の知識や理解度にも大きな差があり、また行政書士には登記や任意整理をする権限がありません。
弁護士との違いで言えば司法書士は弁護士よりも敷居が低いので、より気軽に相談できると言う点に特徴があります。任意整理に関しても受任金額に制限はあるものの、過払い金の額が100万円を超えないようであれば、司法書士に依頼しても良いでしょう。