任意整理は債権者と債務者の話し合いで債務の額を減額する和解をすることですが、やはりこの任意整理が最も使われている債務整理の方法といえます。というのも、任意整理は裁判所が間に入りませんから、その分当事者同士で自由に条件等を決めることができるからです。そのためできるだけ有利な条件にするためには、本人を代理をする弁護士の力量が問われると言うことです。
一般的に債務整理を行えば官報に掲載されますが、任意整理だけは簡保に掲載されませんので、第三者にその事実が知られることはありません。もっとも官報は毎日発行されてその内容も膨大であるため、これに載ったからと言って近所の人や会社の人に知られると言うことはまずありません。ただそれでもゼロではないと言う点で若干の不安を感じる人もいるかと思いますが、任意整理の場合はそのわずかな可能性すらないと言うことです。
こうした任意整理は弁護士か司法書士に早めに相談して解決するようにしましょう。